ガショスタ第52回の放送は、薩摩琵琶奏者 島津義秀さんをゲストに迎え、鹿児島で薩摩琵琶奏者になったきっかけや薩摩琵琶の歴史と天吹の解説までたっぷりお話しいただきました!ぜひお楽しみくださいませ!▼実際の放送をお聴きいただけます!%3Ciframe%20width%3D%22100%25%22%20height%3D%22166%22%20scrolling%3D%22no%22%20frameborder%3D%22no%22%20allow%3D%22autoplay%22%20src%3D%22https%3A%2F%2Fw.soundcloud.com%2Fplayer%2F%3Furl%3Dhttps%253A%2F%2Fapi.soundcloud.com%2Ftracks%2F2063574576%253Fsecret_token%253Ds-qhSbFIV2Yj4%26color%3D%2523ff5500%26auto_play%3Dfalse%26hide_related%3Dfalse%26show_comments%3Dtrue%26show_user%3Dtrue%26show_reposts%3Dfalse%26show_teaser%3Dtrue%22%3E%3C%2Fiframe%3E%3Cdiv%20style%3D%22font-size%3A%2010px%3B%20color%3A%20%23cccccc%3Bline-break%3A%20anywhere%3Bword-break%3A%20normal%3Boverflow%3A%20hidden%3Bwhite-space%3A%20nowrap%3Btext-overflow%3A%20ellipsis%3B%20font-family%3A%20Interstate%2CLucida%20Grande%2CLucida%20Sans%20Unicode%2CLucida%20Sans%2CGaruda%2CVerdana%2CTahoma%2Csans-serif%3Bfont-weight%3A%20100%3B%22%3E%3Ca%20href%3D%22https%3A%2F%2Fsoundcloud.com%2Fgashosta%22%20title%3D%22%E3%82%AC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E2%AD%90%EF%B8%8E%22%20target%3D%22_blank%22%20style%3D%22color%3A%20%23cccccc%3B%20text-decoration%3A%20none%3B%22%3E%E3%82%AC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E2%AD%90%EF%B8%8E%3C%2Fa%3E%20%C2%B7%20%3Ca%20href%3D%22https%3A%2F%2Fsoundcloud.com%2Fgashosta%2F52a%2Fs-qhSbFIV2Yj4%22%20title%3D%22%E3%80%90%E7%AC%AC52%E5%9B%9E%E3%80%91%E8%96%A9%E6%91%A9%E7%90%B5%E7%90%B6%E5%A5%8F%E8%80%85%20%E5%B3%B6%E6%B4%A5%20%E7%BE%A9%E7%A7%80%E3%81%95%E3%82%93%E7%99%BB%E5%A0%B4%EF%BC%81%22%20target%3D%22_blank%22%20style%3D%22color%3A%20%23cccccc%3B%20text-decoration%3A%20none%3B%22%3E%E3%80%90%E7%AC%AC52%E5%9B%9E%E3%80%91%E8%96%A9%E6%91%A9%E7%90%B5%E7%90%B6%E5%A5%8F%E8%80%85%20%E5%B3%B6%E6%B4%A5%20%E7%BE%A9%E7%A7%80%E3%81%95%E3%82%93%E7%99%BB%E5%A0%B4%EF%BC%81%3C%2Fa%3E%3C%2Fdiv%3Eオープニングトーク!MC まっきー:鹿児島エールプログラムガショスタ!お相手は? DJ うっちー:薩摩雅咲亭のうっちー! MC まっきー:そしてまっきーでお送りしまーす!DJ うっちー:今日もよろしくお願いしまーす!MC まっきー:よろしくお願いしまーす!温泉行きたいなってこの間。 なんかガショスタ聞いてて思ったんだよね(笑)DJ うっちー:いやもう僕もよく銭湯行くようになった。MC まっきー:はーい。銭湯行くんだ!?DJ うっちー:もう近場でとりあえず済まそうみたいなね。鹿児島来たら。MC まっきー:鹿児島はね、銭湯もね、温泉が湧いてるから。DJ うっちー:そう、全部天然だから、ね。MC まっきー:すごいですよ。DJ うっちー:確かコンビニより多いって言われてたんだよ?MC まっきー:いや、すごいですね〜。この間、指宿白水館の下竹原さんが殿様湯って話してたじゃないですか。DJ うっちー:してましたね。あれって、島津のお殿様が、本当に湯治湯っていうことで、指宿にちょいちょい来られたっていう、なんかそういうお話だったですよね。MC まっきー:癒されたんでしょうね〜。DJ うっちー:ね〜〜。やっぱりお殿様っていうのは、ほら、よく豊臣秀吉なんかも温泉好きってね、有馬の湯とかによく行くっていう話を聞いたことあるんだけど、やっぱりお殿様っていうのはやっぱり温泉が大好きなんだね。MC まっきー:やっぱりね、色々大変なのよ、お殿様って。きっとね。DJ うっちー:そうですよね(笑)で、まあ先週そんな話をちょっと聞いたので。今週、ちょっとある人に声かけてみたの。MC まっきー:おっと、声かけて来てくれる方ではないですよね(笑)DJ うっちー:普通は来ないですね(笑)ほんとにね、色々な会合でちょこちょこお見かけして、面識はあったんですけれども、お声がけしたらいいよって。 今日、凄いスーパービッグゲスト、お越しいただいてますよ〜?MC まっきー:ね。鹿児島の歴史を知ることができるかもしれません!DJ うっちー:ね〜!今日はワクワク!チェスト〜!!MC まっきー:チェスト!!ゲスト紹介!引用元:島津義秀公式HPMC まっきー:今日のガショスタ!お客様は薩摩琵琶奏者の島津義秀さんです。 よろしくお願いしまーす!DJ うっちー:よろしくお願いしまーす。 チェスト!MC まっきー:ふふ(笑)どうしたの?DJ うっちー:いや、なんとなく島津のお殿様のね、イメージってチェストー!って敵中突破のイメージがあるので。今日はね、僕、ほんとこの前ね、ひょんなことで素敵なお出会いがあって、もうお出会いとか言っちゃった。出会いがあってですね、ぜひこのガショスタにお越しいただけませんかってお願いしたら、よろこんでと!MC まっきー:いや〜嬉しい〜。DJ うっちー:お越しいただきましたよ。リスナーの皆様!島津家のね、血を引かれる自己紹介をちょっと簡単に…いかがでしょう!島津さん:はい、ありがとうございます。私は今、加治木町というところにあります、精矛神社。どなたもまず読んでいただけない難しい漢字の神社なんですけど(笑)そこの宮司をする傍らですね、500年前から鹿児島に伝わる…あのー、伝統的なその楽器である「薩摩琵琶」というものを全国で演奏する活動をしております。DJ うっちー: はいはい。島津さん: で、その他色々公演をしたり、地元の大学で教えたりしてます。DJ うっちー:はい。すごいなあ…。琵琶って聞いたことあります?生演奏。MC まっきー:この間、実は島津さんの生演奏を聞かせていただいて!DJ うっちー:い~な〜〜〜。MC まっきー:もうね、心にね、もう、じんときました!すごかった!DJ うっちー:うわ〜、いいな〜!MC まっきー:音がもう、ほんと、美しかった。DJ うっちー:あ、ほんと、なんか、三味線とかああいうのとはもう全く、全然違うんですよね。MC まっきー:ちょっと重厚感ありますよね。島津さん:そうですね、やっぱりよく皆さん、琵琶っていうと、耳なし法一とか言いますでしょ。 だから、そういうどろおどろしい、やっぱり雰囲気というか、余韻がなんとなくね、こう、怪しいんです。だから、お三味線だと、こう…明るくてばりっとした、撥弦楽器でいうバンジョーみたいな感じの音なんですけど、琵琶の場合は、その余韻が「ビヨヨヨヨン~」っていう、伸びる感じですね。DJ うっちー:そうなんですね。で、薩摩琵琶っていうのは、これはもう、薩摩って名前がつくのは何か。島津さん:これは発祥が鹿児島なんです。で、もう戦国時代の最中にですね、当時、加世田のお殿様「島津忠良」という人がいました。まあ、後に日新公(じっしんこう)と呼ばれる人ですね。いろは歌を作った人です。DJ うっちー:おお〜!島津さん:で、このいろは歌がそもそもできたのが、結局、そういう戦乱の世の中でですね、子供たちが育っていくと、やはり人心荒廃でですね、非常に良くないと言うんで、「子供のうちにちゃんとした人の道を教えましょう!」っていうそういう趣旨で…いろは歌っていう和歌を47種作るんですね。DJ うっちー: はい。 島津さん:で、それぞれの出だしが、いろはにほへとで始まるわけですよ。で、これを覚えさせるのってなかなか大変なので、じゃあ歌にしましょう。で、その当時、その、加世田のあたりにはですね、盲僧(もうそう)って言われて、目の見えないお坊さんがいっぱいいて…で、その人たちがお経を唱える時に琵琶を弾いてた。で、これを少し改良して、今風の大きなちょっと音が出るようにして、それに歌詞を作詞して、そして、いろは歌の精神を盛り込んで…で、子供たちに弾き語りをさせるように流行らせたんですよ。DJ うっちー: へえ〜…。島津さん:で、これが16世紀、1500年代半ばです。DJ うっちー: う〜わ。戦国時代ですね。 島津さん:そうですそうです。それだから結局名前が、発祥の薩摩っていうのをつけて、薩摩琵琶。MC まっきー:へ〜!! この薩摩琵琶って今でもこう弾いてらっしゃる方って他にもいらっしゃるんですか?島津さん:大体そのたしなんでる方が鹿児島市内で10…2、3名はおられますね。MC まっきー:でも、10…2、3名なんですね。島津さん:もう絶滅危惧種に近いと思いますけど。最近ですね、ちょっと若手が入ってきてくれたんですよ。ですから、20代、30代の人たちも、少しずつですけど、入ってくるようになりました。DJ うっちー:いいですね。やっぱりこの鹿児島の伝統のね、文化をこう受け継ぐ人。 いやね、大事。なんかほら、昔よくテレビでは津軽三味線のさ、吉田兄弟とかさ、若い人たちがじゃんじゃんやって盛り上げてたじゃないですか。あんなイメージで。鹿児島もこの琵琶で盛り上げてほしいですね。島津さん:そうですね、鹿児島県の無形文化財第1号指定なんですよ薩摩琵琶。ですから、それだけ当時、当時っていうのは、そうですね、昭和の中頃でしたけども。文化財の、その、法律でもって指定されるときの、鹿児島県民で一番大事な宝ということですね。それの第1号。DJ うっちー:すご〜い。 あの、ちょっと今プロフィール拝見させていただいて、精矛神社の宮司様をされてらっしゃるということで。これ、どんなお仕事をされてるんですか。神社の宮司ってどんな仕事?島津さん:まあ、結局、神主さんですよね。DJ うっちー:まあまあ、そうですね、はい。島津さん:で、「精矛神社」っていう神社自体が私の直接の先祖にあたる"島津義弘"という。DJ うっちー:そうです。あの有名な…島津さん:あの「敵中突破で」すね。 MC まっきー:ええ〜!すご〜い!DJ うっちー:そうですよね~!島津さん:で、これが15代前の直接の先祖なんです。DJ うっちー:すご〜い!島津さん:で、この義弘が、関ヶ原の後ですね。生きて帰ってくる、当時65歳ですね。で、そのあと隠居所を姶良市の加治木町という、今のところの加治木高校の辺りに館を建てて、そこで隠居するんですよ。DJ うっちー:ほほほほほ〜。島津さん:で、そのまま85歳まで過ごされて亡くなる…その地で亡くなると。MC まっきー:あ〜…そこ!島津さん:それで、息子さんはその時に鶴丸城を建設して、鹿児島市という新しい町を起こしたわけですね。で、加治木からみんな移るんです。リトル加治木ができる。それが現在の鹿児島市です。MC まっきー:鹿児島市のじゃあなんか元祖みたいな。島津さん:そうですそうです。DJ うっちー:じゃ。元々城下町。島津さん:あ、そうです。DJ うっちー:ですよね。島津さん:で、その、要するにそこで亡くなったので、ご遺体は今の玉龍高校の裏にあります。福昌寺墓地。DJ うっちー:マイ母校です(笑)島津さん:そうなんですね(笑)MC まっきー:あはは(笑)島津さん:そこに埋葬されまして。で、当時の島津家のその菩提寺というのが伊集院の妙円寺なんです。DJ うっちー:はいはい。島津さん:で、そこにご位牌を安置するわけ。そうすると、加治木には何もないじゃないかって当時のお侍さんたちはちょっと怒りまして、じゃあ、そのお参りする場所建てましょうって言って、お寺を建てたんです。で、これが明治の初期まであって。で、廃仏毀釈でもって壊される直前に、じゃあその神社、精矛神社というのを建てて、それでそっち移したという流れです。DJ うっちー:ははははほ〜。島津さん:で、精矛って名前は何かっていうと、義弘の亡くなった時に神様になる名前です。MC まっきー:え〜!DJ うっちー:そうなんですね!島津さん:頭文字なんです。精矛厳健雄命(クワシホコイツタケヲノミコト)っていう名前なんです。MC まっきー:へ〜!島津さん:命の名。MC まっきー:そうなんだ〜〜!!DJ うっちー:すごい勉強になる(笑)MC まっきー:いや〜〜びっくりです。島津さん:だから、その頭の二文字取って神社名にしたと。DJ うっちー:そうなんですね。島津さん:そうです。だから現在、伊集院に徳重神社っていう。妙円寺前で有名になってますけど。あそことうちは兄弟神社なわけですね。同じ神様。DJ うっちー:あ〜そうなんですか。島津さん:そうです。MC まっきー:そうなんですね〜!DJ うっちー:へえ、なんか妙円寺参りってのは、僕らもね、小学校、中学校の頃経験したので、こういうのも精矛参りみたいなね。島津さん:あったんですよ。MC まっきー&DJ うっちー:あったんですか!?島津さん:はい、大正時代までは本誓寺参りという言い方で、当時はその、本誓寺ってお寺があったんで。そこにいわゆる国分とか、隼人の人たち、または重富のあたりの人たちは、甲冑を着てお参りにいらっしゃったんです。MC まっきー:すごい! あったんですね〜!島津さん:あったんです。なんか記録残ってました。MC まっきー: は〜〜…。島津さん:で、最近それ復活して。若干の数ですけども、「ISHIN祭」という祭りを興されて。で、やっぱり甲冑行列をしてました。DJ うっちー:それはいつぐらい…。島津さん:大体10月。その、旧暦の、いわゆる関ヶ原の日に近い日ですね。MC まっきー:へえ〜〜!すごい歴史〜。MC まっきー:ちょっと感動した。DJ うっちー:ねえ。行ってみよう今度。MC まっきー:いや、行ってみたいです。DJ うっちー:10月ぐらいにやるって、その祭りを。MC まっきー:甲冑着ていきますね。DJ うっちー:甲冑まっきーさんいるの(笑)MC まっきー:重そうですよね(笑)DJ うっちー:ちょっと鼻水出ちゃった。MC まっきー:あはは(笑)DJ うっちー:いや、でも、甲冑って僕着たことないし、なんか着てみたい。島津さん:25キロぐらいあるんですよ。DJ うっちー:そんなに重いんですか!島津さん:重いんです(笑)DJ うっちー:昔のー、じゃあ、侍さんは25キロ背負って戦ってたんですか。島津さん:色々やっぱりランクがあるらしくて。それで、その、足軽だったら、フル装備じゃなかったり。で、殿様はずっと兜を被りっぱなしじゃなくて、陣中にいる時は兜取ってたりしますけど。で、島津家って面白いのが、古式、古いやり方ですよね。古式がどうも好きだったらしくて。もともとその初代が鎌倉武士の発祥なんですよね。DJ うっちー:はい。島津さん:で、なんかその影響なんでしょうね。その、関ヶ原の時も、周りからまあ半分冷やかされてたの。島津さんはまた古い甲冑お召しになってると(笑)DJ うっちー:は〜〜…。島津さん:重いんですよ、古い方が。MC まっきー:へ〜〜!DJ うっちー:そっかそっか。島津さん:でも、そういう戦国時代になると、動きが取りやすい方がいいので、だんだん省略されて軽量化されていくんですけど。なぜかその、島津は重いのを着てると。まあ見た目は立派なんですよ。だけど動きにくいだろうなっていう(笑)DJ うっちー:は〜〜〜!なるほどですね〜。MC まっきー:戦いにくかったでしょうね(笑)DJ うっちー:そういや、頑丈ならいいってわけでもないっていうことですね。いや〜、すごいもう勉強になりますね。なんか、この無形文化財の薩摩琵琶の話を今伺いましたけど、それ以外になんか、今ちょっと拝見させてもらうと、天吹っていうのと、あとは古武道、いわゆる野太刀自顕流、これちょっとなんかご説明いただいたりして。島津さんが薩摩琵琶を始めたきっかけとは?天吹についても解説!島津さん:私は元々大阪生まれで、東京育ち。それで、鹿児島では一切育ってないんですね。DJ うっちー:あっそうなんですか。島津さん:いわゆる大学卒業してから鹿児島に来た。MC まっきー:あっそうなんですね!島津さん:だから、こっちはもう身寄りは祖父母しかいなくて。で、同級生も誰もいないという状況で。ただ、すごくその祖父母に可愛がられたので、将来は鹿児島で住みたいなっていう気持ちが高校ぐらいから芽生えてて。で、せっかく住むなら鹿児島に伝わる伝統的ななにかものやりたい。で、自分はずっと楽器やってたので、なんか音楽でないのかなとまず探したわけですよ。 DJ うっちー:はい。島津さん:で、同時に、その1冊の本に出会った。これが、その池波正太郎さんという歴史小説家が書いた、人斬り半次郎っていう本なんですよ。いわゆる桐野利秋の人生を書いたものですね。で「桐野利秋(きりの としあき)」って…西郷さんの右腕で、自顕流の達人なんです。で、それに憧れてですね、見てみたいと。DJ うっちー:はい。島津さん:で、その、高校生の3年ぐらいだったんですかね、夏休み使ってこっちに遊びに来た時に、探して、見に行ったんですよ。衝撃的なその出会いをして。で、これはやりたいと。DJ うっちー:はい。島津さん:で、やるには、東京じゃできないです。もう、声をあげてやるっていうのは、だから、結局、じゃあもうこっち来るしかないじゃないかと。で、同時に、その薩摩琵琶を弾いてる人に出会っちゃったんで、偶然ですけども。MC まっきー:ん〜〜!島津さん:で、これはもうその日に私は言って、入門させてくださいと。DJ うっちー:へ〜〜!島津さん:もう大学入る前でしたね。それで、じゃあ大学入ってからおいでって言われて、で、大学入って、春休みと夏休み、4年間全部こっちにもう住み込みで、2ヶ月ずつぐらいね、それで習ったんですよ。で、卒業した時に、どうしようかな、やっぱりもう住むしかないっていうんで、それで、結局、今「仙巌園」とかゴルフ場を経営してる島津興業っていうところが島津家の本家の経営者なので、そこにちょっとご相談に行きましてね。DJ うっちー:ええ。島津さん:じゃあ手伝ってって言われて、私はほんとは教員になりたかったんです。DJ うっちー:おおっ(笑)島津さん:で、英文科で英語の教員になりたくて、鹿児島に。そこの就職活動してたら、いや、鹿児島、離島があるから大変だよってすごくそういう教育委員会の方からもご指摘をいただいて。MC まっきー:あはは(笑)島津さん:あんた、島津さんだから色々難しいかもよって言われて。じゃあ〜無理かなあと。それで結局、会社員の道を選んだんです。MC まっきー:へ〜〜!なるほど。島津さんだから難しいよってにも深いですね。なんか。DJ うっちー:ふ〜〜ん…でも、ね、天吹、古武道なんかも。島津さん:そこで、天吹は結局なぜかっていうと、その、薩摩琵琶を習いに行くときに、私の地元に天吹の最後の伝承者が、住んでおられる。で、この人のとこに行って、じゃあやりましょうということで、昔は薩摩琵琶を引く人は天吹も吹くし、もちろん示現流は小さい時からやってたんだよって言われて。DJ うっちー:あの〜、ちなみに多分リスナーの皆様で天吹ってな〜にって、ちょっと思われる方もいらっしゃるかも。島津さん:そうですね。尺八の小型版の竹笛。DJ うっちー:あ〜竹笛なんですね。島津さん:で、長さがですね、20センチあるかな、それぐらい。ペットボトルよりちょっと長いぐらい。それで、細い竹で、コサン竹っていう竹でできてるんですよ。で、節が3つついていて、穴が前に4つ。で、後ろに1つ空いてる。いわゆる縦笛なので、上からこう吹くものです。DJ うっちー:よく、なんか時代劇見てると、こういう深い傘をかぶって、虚無僧ですね、あれで。島津さん:あれより短いやつです。DJ うっちー:そうなんですか。島津さん:で、これがなぜかわからないけど、鹿児島にしか残ってないんですね。MC まっきー:あ、そうなんだ。島津さん:謎多き笛なんですよ、その最後の伝承者の方がおられたので、それも、じゃ、習いましょう。 で、その先生の口添えで、薩摩琵琶のその師匠のとこに行きまして、正式に入門と。 DJ うっちー:うわ、すごいですね。島津さん:で、そこにおられたのが、また、示現流の師匠がおられて、偶然です。DJ うっちー:示現流ですよ、鹿児島といえば。島津さん:で、その示現流の方がですね、やっぱり薩摩琵琶もされてて、天吹もされてると。その時にさっき言いましたように昔の薩摩兵児、要するに武士ですよね。は、3つたしなみなんだよと、君もやりなさいと、君がやってくれれば、いわゆる明治以降、久しぶりのね、その3つの道を目指すものが、誕生するんだから、ていうそういうことを諭されまして、始めたんです。DJ うっちー:そうでしたか。MC まっきー:ほんとに伝える方ですね、島津さんはその文化を。島津さん:いや、でもやりたかったんでね。DJ うっちー:いやーでもほんとにね、もうちょっと時間が迫ってきたんですけれども。もうほんとに今日、勉強になる1日でしたね。 ほんとに、我々がやっぱりこの鹿児島の素晴らしさを発信したいという中での、この鹿児島の歴史の伝統。いや〜今日、僕らも勉強になりました。MC まっきー:大事な時間でした、とっても。DJ うっちー:リスナーの皆様からのね、反響、何かこのお声をね、メッセージ頂戴したいですね。 はい、島津さんに届けますからね。MC まっきー:そうですね、はい、是非また色々教えてくださ〜い。DJ うっちー:本当に今日はありがとうございました。MC まっきー:今日のお客様は、薩摩琵琶奏者の島津吉秀さんでした。DJ うっちーMC まっきー島津さん:どうもありがとうございました!エンディングトーク&今週のプレゼント!MC まっきー:いや勉強になりましたね、今日。DJ うっちー:楽しかったし、すっごい!ほんとに勉強になった。 リスナーの皆様も多分車止めて聞いてたんじゃないかな。 MC まっきー:これじっくり聞いてほしいお話でしたよね。DJ うっちー:そう、すごかった…ありがとうございます。これからも引き続きね、 やっぱり鹿児島の伝統についてどんどんやっていきましょうね。MC まっきー:うん、是非ね。色々皆さんまた勉強一緒にしましょう。 メッセージもね、お待ちしてるんですが、結構来てて。 DJ うっちー:きてますよね。MC まっきー:ラジオネーム、トマト大好きさん。DJ うっちー:トマト大好きさん。MC まっきー:久しぶりの投稿です。 タイムフリーで聞いていましたが、なかなか投稿できずにいました。 お取り寄せグルメナンバーワンおめでとうございます。DJ うっちー:ありがとうございます。MC まっきー:また食べに行きますね〜と。DJ うっちー:うーわ!静岡の方ですね。MC まっきー:静岡からいただいていますね。DJ うっちー:radikoアプリで聞いてるんですね、 きっとね。やっぱりradikoって日本中どこにいてもこのガショスタ聞けるってすごいね。MC まっきー:しかもちょっと遡って聞けるからね、1週間。DJ うっちー:嬉しい。なんか元気出てきた。MC まっきー:ね!全国からぜひ聞いてほしいな。DJ うっちー:トマト大好きさん、ありがとう。MC まっきー:そして、もう1通。ラジオネーム 餅系男子さん。 DJ うっちー:餅系男子さん!MC まっきー:南九州市の会社のラジオで、ながら聞きで毎週聞いてます。 一昨年のユナイテッドのホーム最終戦で。 薩摩雅咲亭が選手とコラボしたグルメを購入して、山口卓己選手のサイン入りPOPが当たりました。DJ うっちー:27番 卓己選手とのコラボだったんですね。MC まっきー:人気選手とコラボしたんですね。今シーズンも卓己くんのユニフォームを着て、白波スタジアムと薩摩雅咲亭に行きますよ。DJ うっちー:うわ、待ってますよ〜。MC まっきー:ねー!いやー、頑張ってほしい。DJ うっちー:嬉しいな薩摩雅咲亭ね、白波スタジアムで鰻焼いてますからね。スタジアムグルメ。MC まっきー:うっちーさんが焼いてたりしますよね。DJ うっちー:今年の開幕戦と2戦目、僕思いっきり焼きました。MC まっきー:いやすごいな。DJ うっちー:はい、あの手火傷しまして。MC まっきー:大丈夫ですか。DJ うっちー:はい、10日間すごい腫れてました。でもそれぐらい真心込めたんで、今のところね、結構調子良くなってきましたからね。 MC まっきー:ほんと頑張ってほしいですね〜DJ うっちー:ね〜これからも焼きますよ。 お店にも来てください!MC まっきー:ぜひスタグルに、みなさんうっちーさんに会いに行ってください!DJ うっちー:そう、あのちょこちょこホームいますのでね。 来てください、是非!声かけてください。 あ、結構声かけてくれてるみんな。「聞いてます!ガショスタ聞いてます!」 って。MC まっきー:嬉しい〜DJ うっちー:結構4、5人ぐらい声かけてくれる。 MC まっきー:どんどんかけて、みんな。DJ うっちー:ね!かけて!遠慮なくね。MC まっきー:はい!是非こんな感じで皆さんメッセージもたくさんお待ちしております。 詳しくはガショスタのホームページをチェックしてください。うっちーさん、今日もプレゼントありますか。DJ うっちー:ありますよ!ナンバーワングルメ 日テレ入賞した、うな玉丼!行っちゃいます!MC まっきー:やったー!応募はガショスタのホームページからお願いします!DJ うっちー:お待ちしてます! MC まっきー:ということで、お相手は?DJ うっちー:薩摩雅咲亭のうっちー!MC まっきー:そしてまっきーがお送りしました。 はい、いきますよ。MC まっきーDJ うっちー:せーの。ガショスタ!