ガショスタ、第5回の放送は、ル・クロ オーナー 黒岩功シェフと、清友代表 宮之原明子さんをゲストに迎え、お二人の出会から世界の食についてなど、ここでしか聞くことのできない内容をたくさんお話しいただきました!ぜひお楽しみくださいませ!オープニングトーク!MC まっきー:鹿児島エールプロジェクトガショスタです!さあ、今日のお相手もこの方です!MC うっちー:はーい、薩摩 雅咲亭のうっちーでございます。MC まっきー:そして、まっきーこと有賀真姫でお届けいたします!MC うっちー:はい、今日もよろしくお願いしまーす。MC まっきー:よろしくお願いしまーす。今日、ガショスタですね!MC うっちー:そうなんです。久しぶりのね!雅咲亭からお届けしますよ!MC まっきー:ほんとに雅咲亭の中にスタジオをね!作ってお届けしているというガショスタなんですが、いい空間ですよね。MC うっちー:そうなんですよー。ちょっと雰囲気のね、いいお部屋を1つ作ってますから。こっから放送。実にね、皆さんに来てもらって、ここも見てほしいな!MC まっきー:本当にー!ぜひご飯食べに来てください!MC うっちー:来てくださいねー!MC まっきー:あのー、今日はね、ちょっと世界の方々というかーMC うっちー:世界から?MC まっきー:そー!お話伺えるということなんですが、うっちーさんはよく海外旅行とかされるんじゃないですか?MC うっちー:そうですね、もうほんとに海外は大好きで、世界中25カ国ぐらい行ってるかなー。MC まっきー:すごいですねー!MC うっちー:趣味なんです!MC まっきー:どこが1番好きですか?MC うっちー:やっぱりヨーロッパ。MC まっきー:へーーー!MC うっちー:僕ね。食が好きだから、やっぱり美食の街「パリ」かな。MC まっきー:えー、行ってみたい!行ったことないのでーMC うっちー:本当ですか?MC まっきー:そう、行ってみたいんですよねー。MC うっちー:ワインも好きだからね。ついついやっぱり足がフランスへ行っちゃう!MC まっきー:「足がフランスに行っちゃう」…名言出ましたね!MC うっちー:ありがとうございます!MC まっきー:そんな、今日はパリからのお客様も来られるとかー?MC うっちー:そうなんですよね。今日はパリで大活躍中のすっごい人呼んじゃいましたよ!MC まっきー:いや、楽しみですー!ということで今日もガショスタ、皆さん最後までお楽しみにー!ゲスト紹介! ル・クロ オーナー 黒岩功シェフ、清友代表 宮之原明子さんMC まっきー:さて、今日のガショスタですがー、うっちーさん!ゲストお二方、来てくださってますね?MC うっちー:そうですね。お2人お越しいただきました!どうしようかな…?自己紹介してもらっちゃいましょうかね?MC まっきー:そうですね!じゃあどちらから?MC うっちー:じゃあー、ムッシュ!いかがですか!黒岩さん:じゃあ初めまして。黒岩功(くろいわ いさお)と申します!生まれは鹿児島ですね。草牟田で育っておりますけど、今現在は大阪にフランス料理店として3店舗。そして、パリのど真ん中にあるんですけど、フランスのパリに1店舗。フランス料理店のオーナーシェフです。MC うっちー:すっごい…。MC まっきー:すごい方来ちゃった…。MC うっちー:パリだよ、パリ。天文館じゃないもんね!MC まっきー:えー、そして、もう一方、女性の方。MC うっちー:そうですね、もう鹿児島を牛耳ってらっしゃるね!(笑)MC まっきー:その表現どうですか?(笑)MC うっちー:これはカットしてもらいましょうかね!(笑)もう今や鹿児島を代表するね、女性起業家のこの人です!宮之原さん:はい。みなさんこんにちは。株式会社清友の代表をしております宮之原明子(みやのはら あきこ)と申します。どうぞよろしくお願いします!MC うっちー:よろしくお願いしますーMC まっきー:わー…、すごいお二人ですね!MC うっちー:ねー、大活躍の!有名シェフは変わり者?!黒岩さんと宮之原さんの出会い。MC まっきー:お二人の繋がりが全然私は見えてこないんですけど黒岩さん:繋がりは…10年前にある方から紹介していただいて初めて会ったんですね。で、僕は、今のレストラン事業以外に、今、福祉事業もやってましてMC まっきー:はい黒岩さん:うち、グループで100名くらいメンバーがいるんですけど、そのうちの6割ぐらいは何らかの障害を持ってるんですね。MC まっきー:はい黒岩さん:そういうリバーサルレストランとしての会社になってるんです。プラス、今はリゾートも作ってましてMC まっきー:すっごいMC うっちー:すごいですね黒岩さん:大阪の関空という飛行場の近くに、東京ドーム4個分ぐらいの広さなんですけど、そこに温泉と農業と、あとレストランカフェ、そして福祉という形で、総合的に今やってるんですね。MC うっちー:なるほど黒岩さん:それの10年前に僕、福祉やってる時に来てるんで、会ったんですよ。たまたま知り合いを通じてですね。MC まっきー:宮之原さんと?宮之原さん:そう、そう、そう、そう黒岩さん:その時はやってなかったですよね?福祉をね。宮之原さん:そうですね。その当時は、美人ビアガーデンとかHappy Dining 虹家とか、 あとはそれこそSeven Colorsとか、どっちかっていうと派手で華やかな子たちのプロデュースとか、飲食の方をやっていたので、福祉の話をされても全くちんぷんかんぷんで興味が湧かなくて。で、その時は「そうなんですねー」って、ちょっとなんか「有名なシェフなのに変わったことされる人ねー。」くらいな(笑)「わざわざそんなことしてー」みたいな感じで、「それではまたー」っていうね、社交辞令の感じで終わったんですよねー黒岩さん:そう。「絶対にこの時代来ますよー。ユニバーサルの時代来ますよー」って言っても、「そうなんだねー」みたいな。で、8年ぶりぐらいに会ったら、もうやってて、展開してて、すごいことになってるなと。MC まっきー:今、清友さんはそういう事業もされてるんですねー。宮之原さん:そうなんですよ。黒岩さんとお会いした10年前は、全く興味もなく、しかもその世界を知らなかったんですけど、ちょうどコロナになる半年ぐらい前に天文館果実堂というフルーツパーラーを。福祉事業のうちの第1店舗目の飲食店なんですけれども、就労継続支援のA型とB型という形で始めたんですよ。MC まっきー:はい宮之原さん:それで、こういう形でみんなが輝ける場所ってあるんだなって思ってた時に、半年後にコロナが来てMC まっきー:ええ。宮之原さん:で、清友でやってる主な事業っていうのが、仕事がゼロに一瞬にしてなりまして、パーティー、イベント、結婚式とかもMC まっきー:そうですよねー宮之原さん:何もなくなったので、これはこのコロナが落ち着くまでは福祉に邁進しようと思って、 そこから一気にですね。水族館のレストランとか、センテラスのカフェとか、いろんな展開と放課後等デイサービスですね。発達障害のお子さん向けの教育施設も今9店舗、運営させていただいていて。MC うっちー:すごーい!MC まっきー:すごいですね!MC うっちー:いろんなことやってるんですねー。うっちーとお二人は、夢を語る仲間!MC まっきー:でも、うっちーさんとお二人は?ここも私、はてなマークなんですよ。MC うっちー:これもちょっと面白いエピソードなんですけれどもね、言っちゃっていいのかな?MC まっきー:お願いします。MC うっちー:私、去年ですね、鹿児島経済同友会に入会させていただきまして、新入会員ということでですね、6月の例会に顔出しに城山ホテルへ行ったんですね。で、その時にたまたま席が空いてなくて、事務局の人から「あそこ座って」って言われて。MC まっきー:はいMC うっちー:座った隣にいたのがなんと宮之原さんでーMC まっきー:VIP席じゃないですか!それMC うっちー:方やねー。もう偉い人ですから、「初めまして!」とご挨拶させていただいてね。ちょっと声をおかけしてね。で、その時にたまたまその例会の講師、講演をされていたのが黒岩さんだったんですよー。MC まっきー:そういうことですか!宮之原さん:そこからの繋がりですよね。MC うっちー:そうなの。黒岩さん:そうそうそう。で、初めましてって名刺交換して。うっちーさんの名刺にね、「鹿児島の食材を世界に!」っていうフレーズ書いてて、こういう人いるんだなと。鹿児島から世界を狙ってる人いるんだなと、ちょっと話したいと思って。MC うっちー:夢はね、大きく持ちたいなと思いましたからね。ほんと素敵な出会いだったんですよ。MC まっきー:すごいですねーMC うっちー:それから3人でちょこちょこ毎月のようにお会いして、ご飯食べて、夢を語って。MC まっきー:夢?MC うっちー:はい、 僕も薩摩 雅咲亭というね、鹿児島を元気にしたいというレストランをやっているもんですから、黒岩さんや宮之原さんの話を聞きながら、ちょっと刺激をいただいてMC まっきー:はいMC うっちー:僕も一緒に世界、夢見たいななんて、そんな話してますよ。いつも。黒岩さん:うん、一緒にパリに行こうとMC うっちー:そうMC まっきー:「一緒にパリに行こう…」すごい壮大な夢ですね!黒岩さん:いやいや、もう大丈夫ですよ!MC まっきー:大丈夫ですか?黒岩さん:もう憧れは捨ててますから(笑)MC うっちー:パリのプロジェクトについては、ちょっと後ほど詳しく深掘りしていきたいと思うんですけど、なんでパリに黒岩さんが活躍の場を…きっかけ聞いてみたいですね!MC まっきー:すごい気になるー黒岩さん:きっかけ…。きっかけは、フランス料理やってるので、修行自体はもう21から僕、ヨーロッパへ渡ってるので、ヨーロッパのきっかけは21…最初はスイスから始まって、スイス、ドイツ、フランスに入るっていうその流れなんです。MC まっきー:スイス、ドイツ、フランスだったんですね!宮之原さん:喋れるんですか?黒岩さん:ウィ(笑)宮之原さん:だって、鹿児島弁ですよね?当時。鹿児島弁をしゃべってる人が、いきなりスイスとか、そんなところに展開できるんですか?黒岩さん:でもね、ほんとにちょっとこれはね、言葉ほんとできなかったんですよ。MC まっきー:へー黒岩さん:うん、できなかったんだけど、逆によかった。結局ね、向こう行って、やっぱり自分で言い訳ができない状態になったんですよ。言葉として。それがすごく良くて、いろんなことがあったんだけど、もう言い訳しないで、とりあえず向こうの文化を受け入れようという風になったので、結構そこから言葉が早く覚えられる。最終的にはドイツ語、フランス語、英語までは。MC うっちー:うわー、3カ国?!MC まっきー:すっごーい黒岩さん:で、今全部忘れましたよ!MC まっきー:え?!MC うっちー:忘れちゃったんですか?(笑)MC まっきー:でも、今でももちろんパリによく行かれてるんですよね?黒岩さん:行きます、行きます。4、5回は余裕でいきますね。給料なしの修行が3年〜有名シェフ黒岩さんの下積み時代〜MC うっちー:そのきっかけって話。僕、その同友会で公演聞いた時にね、「お金1円ももらわずに修行させてください」って、なんか星付きのレストランに飛び込んで行ったんですよね?黒岩さん:ああ、そうですね。MC まっきー:そうなんですか!黒岩さん:もっと言うと、スイスからフランスに入るのは、いわゆるビザとかもなかったですし、その中で、「働かせてください!」っていう時に、向こうが、二つ星レストラン・三つ星レストランの一応窓口までは行って、「働かせてください!」って言うわけですよ。で、向こうの方が、「じゃあサラリーはいくら欲しいんだい?」って言ったので、これでちょっとでも欲しいって言って、「あっ、もういい」っていうのもったいないなと思って、もうラストチャンスだと思って、「ノーサラリー、要らない」って。そこからね、給料なしで修行が始まるっていうのが、3年ぐらい続くんですけど(笑)MC まっきー:3年も?どうやって生きてたんですか?黒岩さん:これはね、星付きレストランていうのは、大体土日が休みなので、月曜日から金曜日は三つ星レッスンでバイトして、土日が和食屋さんで、2日間バイトして、それで食い繋いでたんですね。MC うっちー:すっごいよね黒岩さん:住んでるところは、屋根裏部屋でした。宮之原さん:なんかね、映画とかに出てきそう。MC うっちー:すごいシンデレラストーリー。鹿児島でね、料理人を目指す若い人たちのね、目指すね、道しるべになりそうですね!黒岩さん:でも、やっぱり帰ってくる時に悔しかったですよ。やっぱ、お金が尽きてしまって、帰りたくないのに、帰らないといけないなと思った時に、もう今でも覚えてますけど、凱旋門を見ながらね、「絶対もう1回行きたい!」って。うん。で、今度は修行じゃなくて、「自分の店を持ちたい!」と思って、願ってましたね。絶対自分の店を持ちに帰ってくるってMC うっちー:かっこいい…宮之原さん:で、今あるんですよね!MC まっきー:叶ってるんですね。叶えてるんですね!黒岩さん:叶いました。20年かかりましたけどね。20年かかったけど、今はね、自分の会社とお店があるので、達成はしました。MC まっきー:かっこいい。MC うっちー:20年だって。僕もまだ3年。まだまだだな。ひよっこ。宮之原さん:3年なんですか?MC うっちー:雅咲亭まだ3年なんです。コロナ禍に始めたのでー。MC まっきー:そうでしたよね。鹿児島が誇る!小浜水産のカンパチを実食!!MC うっちー:鹿児島元気にしなきゃと思って。志はね、ほんと黒岩さんと同じような思いで、僕も雅咲亭やってます! でね、今日、宮原さんも黒岩さんも一緒にいらっしゃる中で、せっかくなので、プロなのでね!MC まっきー:はいMC うっちー:うちのこのカンパチ!ちょっと用意してみました。小浜水産さんの垂水の小浜さんのカンパチはほんとに美味しくて、ムッシュと宮之原さんにちょっと食べてみてもらいたい。MC まっきー:楽しみ。2人の感想が楽しみ。MC うっちー:食べてみてください。鹿児島ってね、カンパチの生産日本一なので、このカンパチをやっぱり世界に、それこそパリに持っていきたいなと僕も思ってるんです。MC まっきー:ムッシュ、どうですか?黒岩さん:美味しい!MC うっちー:おおー、「美味しい」いただきました!聞いてますか?小浜さーん。黒岩さん:いや、美味しい。MC まっきー:美味しいですか?黒岩さん:僕はフランス料理なんで、日本の魚介系使うんですよ。MC まっきー:はい黒岩さん:で、ヨーロッパの方も使うんですけど、やっぱり日本の魚介の方が絶対いいわけですよ。ヨーロッパよりも。MC うっちー:はいはい黒岩さん:締め方から何か全てだけど。その中で、やっぱり生で食べる…、僕らはムニエルとかするので、火を入れる魚って割と、申し訳ないですけど、割とごまかせるんですよ。だけど、やっぱり生に関してはですね、絶対ごまかし効かなくて、絶対何らかが出てくるわけですよね。取り方であったりとか、養殖だったら育て方とかもう全部が集大されてるので、その中でめちゃくちゃバランスいいですよ、これ!MC うっちー:すごいね。餌からこだわって手塩にかけて育てた鹿児島のね。この前漁師さんにお会いした時に、このカンパチに関しては、天然よりね、鹿児島の養殖の方が圧倒的に美味しいんだって!漁師さんが言ってた。MC まっきー:そうなんですか!宮之原さん:美味しかった。すごくあっさりしてるのに脂が乗ってて、ペロって食べちゃいますね。MC うっちー:いつも美味しいもの食べてるから宮之原さん:いやいやいや!全然美食家じゃないですし、なんなら昨日の夜もここで食事してました(笑)MC まっきー:いつも食べてる黒岩さん:まじでこれ常温が1番難しいんですよ。で、常温が1番お刺身でもなんでもそうですけど、旨味が出るか臭みが出るかなんですよ。MC まっきー:へー!黒岩さん:常温が1番差がわかりやすいです。僕らティエドって言うんですけど、ティエドの温度帯を使える料理人がすごくすごくいいんです。MC まっきー:へー!ティエドっていうんだー。いやー、ちょっと話が面白すぎて、トークが止まらないんですが、また来週も是非お2人には来ていただいて!MC うっちー:もっともっと、いろんな違う話も聞いてみたいですよね!黒岩さん:はい、喜んで!MC うっちー:パリに今度ね、鹿児島から持っていきたいというプロジェクトがあるみたいなんでね!それについて、あと、宮之原さんの書籍出されてるのもね、ちょっと話聞いてみたいなと思ってますのでね!MC まっきー:はーい、ほんとに今日も素敵なお話をいただきました!今日のゲストは、株式会社清友 代表取締役 宮之原明子さん。フレンチレストラン ル・クログループの黒岩功さんでした!ありがとうございましたー!MC うっちー:どうもありがとうございましたー!エンディング!世界のシェフからドレッシングをプレゼント!MC まっきー:いやー、この「鹿児島を世界へ!」ということで、今日はほんとにワールドワイドなお話でしたね!MC うっちー:スケールが大きかったですね!MC まっきー:面白かった〜!MC うっちー:面白かったし、ほんとに普段聞けないような話が聞けて楽しかったです。MC まっきー:ねー!そしてなんと今日のプレゼントなんですが、黒岩功さん監修のすごくおいしいドレッシングをいただいておりまーす!MC うっちー:世界のムッシュがパリからお届けいただけるわけなんですね!MC まっきー:そうなんですー!ジャポネシーザードレッシングを2本セットで3名の方にプレゼントです!MC うっちー:ありがとうございますMC まっきー:絶対おいしいですよ!MC うっちー:美味しいですよね。食べたい!MC まっきー:こちらのご応募は、ガショスタのホームページからご応募ください!MC うっちー:はーい、お待ちしてます!MC まっきー:こちらの内容、このガショスタのね、トークの内容とかも結構詳しくこのホームページでは掲載してますので。MC うっちー:そうですね!写真とかね、撮影の様子なんかも出てますからね。MC まっきー:はーい、ぜひご覧くださーい!ということで、ガショスタお相手はーMC うっちー: 薩摩 雅咲亭のうっちーとーMC まっきー:そして私、まっきーでした!